
【売上げアップのカギ】テイクアウトの盛り付けの5つのコツ
2020.08.03
テイクアウトは容器に詰める分、お店でお皿にのせて提供するよりもハードルが低いと思っていませんか?
実は、テイクアウトを始めたばかりの人が悩むのが盛り付けです。
いつもと変わらないメニューなのに、パックや袋につめるとあまり美味しそうに見えない。
そんな悩みをお持ちの方に、今回はテイクアウトの盛り付けのコツをご紹介します。
目次
売上げアップを狙え!テイクアウトの盛り付けの5つのコツ
食器やテーブルコーディネートも含めてメニューを考案している飲食店も多いですが、それが一切通用しなくなるのがテイクアウトです。
持ち帰りやすいこと、どんな場所でも食べやすいこと、といった制限がある中でどれだけおいしそうに盛り付けられるかが重要です。
今回は、お弁当のテイクアウトを想定して、盛り付けのポイントをご紹介します。
盛り付けのコツ1.容器や袋は料理に合ったものを準備する
提供するテイクアウトメニューに合わせて容器を準備しましょう。
容器すぎて中身がスカスカに見えたり、フタが閉まらないほど詰め込んでいる盛り付けでは、せっかくのお料理がおいしそうに見えません。
チャーハンや焼きそばなど、盛り付け方による違いがでないものは、中身が見えないパッケージを選ぶなどの方法もおすすめです。
盛り付けのコツ2.ごはんの割合を少なめに
白いごはんを入れる時には、見える面が少なくなるよう盛り付けましょう。
ごはんの占める割合が多いと、色合いが少ない印象になるため半分以下を意識します。
ボリューム重視でテイクアウトをする方もいるので、ごはんそのものの量を減らすのではなく、あくまで見える部分を減らすことで調整します。
ごはんの上におかずを重ねたり、仕切りが複数あるお弁当容器の場合は一番大きい部分がご飯にならないように工夫しましょう。
盛り付けのコツ3.赤・黄・緑を取り入れる
じっくりメニューを見て考えるのではなく、お店でパッと決めることが多いテイクアウトでは、彩りは豊かなお盛り付けを意識しましょう。
基本的には赤・黄・緑の3色を取り入れて盛り付けておくとOKです。
副菜として少しだけ盛り付けるだけでもおいしそうに見えるので、主菜と合わせて準備しておきましょう。
【彩りに使える食材】
赤:プチトマト、にんじん、赤パプリカなど
黄:たまご、コーン、かぼちゃなど
緑:ほうれん草、ブロッコリー、枝豆など
盛り付けのコツ4.断面が見えるとおいしそう
出来上がった料理をそのままの状態で入れるのではなく、切った状態で断面が見えるように盛り付けると食欲をそそります。
フタをした状態でも断面が見えるように盛り付けましょう。
盛り付けのコツ5.タレやドレッシングは別にする
お醤油やソース、ドレッシングなどをかけた状態で盛り付ける場合もありますが、別容器にすることでよりおいしそうに見えることがあります。
特に野菜を使用するレシピの場合は、タレやドレッシングをかけると、時間の経過とともに野菜がしおれてしまったり色がかわってしまう可能性があります。
お客様が購入してから食べるまでの時間がわからないテイクアウトだからこそ、別にしておくとおいしい状態で召し上がっていただけます。
盛り付けの手順は?

テイクアウトのお弁当を盛り付けるときには、下記の手順がおすすめです。
- 盛り付ける量を決める
- どこに入れるか決める
- 主菜を入れる
- 副菜を入れる
- すき間を無くす
- ごはんを入れる
ポイントは主菜から盛り付けていくことです。
テイクアウトメニューのメインになる料理を中心に他のものを盛り付けることで、何の商品かお客様にも伝わりやすいですよ。
また、すき間はできるだけ無くしておきましょう。
テイクアウトの場合、すき間があると持ち運ぶ際に中身は動く原因になります。
見た目もそのままの状態で食べていただくために注意しましょう。
盛り付け方でテイクアウトをもっと魅力的に!
今回はテイクアウトで重要な盛り付けのポイントと、手順をご紹介しました。
せっかくのおいしいお料理も盛り付けで台無しになってはもったいないですよね。
ぜひ魅力的な人気メニューを作ってください。