
MEO対策の基本とGoogleマイビジネスの設定方法を覚えてテイクアウトの集客をしよう!
2020.08.01
テイクアウトを始めたものの、お客様にうまく周知できなければ売上にはつながりません。
テイクアウトでは集客方法も重要です。
今回は、飲食店オーナー様が知っておきたい集客方法とMEO対策についてご紹介します。
目次
- 1 飲食店が集客するにはMEO対策
- 2 Googleマイビジネスでテイクアウトの集客をしよう
- 2.1 Googleマイビジネスとは?
- 2.2 Googleマイビジネスに登録するメリットは?
- 2.3 Googleマイビジネスの利用方法
- 2.4 【新しくGoogleマイビジネスを始める場合】
- 2.4.1 1.Googleマイビジネスのページへアクセス
- 2.4.2 2.Googleアカウントでログイン
- 2.4.3 3.ビジネスの名前を登録する
- 2.4.4 4.カテゴリを入力
- 2.4.5 5.マップ表示の有無を選択
- 2.4.6 6.住所入力
- 2.4.7 7.マップで表示する場所の選択
- 2.4.8 8.デリバリーの有無を選択
- 2.4.9 9.お店の連絡先を入力
- 2.4.10 10.オーナーの確認方法を選択する
- 2.4.11 11.確認コードを入力する
- 2.4.12 12.テイクアウトの設定
- 2.4.13 13.完了
- 2.4.14 【すでにスポット情報が登録されている場合】
- 2.4.15 オーナーではない場合は?
- 2.4.16 1.オーナー登録状況の確認
- 2.4.17 2.アクセスのリクエスト
- 3 Googleマイビジネスでテイクアウトの集客を
飲食店が集客するにはMEO対策
SEO対策やリスティング広告、SNS広告など様々な方法で集客を実践している飲食店も多いですが、まず覚えておきたいのがMEOです。
MEOとは?

MEOとはMap Engine Optimizationの略称のことで、簡単に言えば、Googleマップでの検索順位を上げることです。
Googleマップに登録されている店舗は、お客様が関連するキーワードやエリア名で検索を行った際に、SEOでの検索結果よりも上部に表示されます。

例えば「京都 うどん」で検索するとこのような検索結果が表示されます。
MEOを適切に行うことで、マップ下の3店舗の枠に表示されやすくなります。
表示された飲食店はお客様の目にとまりやすくなるため、集客しやすいと言えるでしょう。
スマホでお店を検索するユーザーが増えている時代だからこそ、集客には欠かせない手法です。
MEOにはデメリットも

適切に対策を行うことでお客様の目にとまりやすくなるMEOですが、集客ができる一方で注意したいこともあります。
MEOで表示されるGoogleマップの店舗検索には、一般のユーザーのレビューが掲載されます。
上位に掲載される人気店程、お客様の声も反映されるため、悪い評判も広がりやすいというデメリットもあります。
MEOだけでなく、お店に来てくださるお客様への対応は誠実に、丁寧に行うことが重要です。
また、情報や写真が充実している飲食店とそうでない飲食店では大きく差がでてしまいます。
MEO対策に力を入れるためにも、Googleマイビジネスの使い方をマスターしておきましょう。
Googleマイビジネスは無料で利用できる集客ツールです。
飲食店のデータやテイクアウトの状況をGoogle検索の結果や、Googleマップに表示することができるため、効率的に集客が可能です。
Googleマイビジネスでテイクアウトの集客をしよう
MEOを行うにはGoogleマイビジネスに登録し、正確な情報を充実させることが必要です。
Googleマイビジネスは飲食店が手軽に集客をできるツールであり、新規のお客様を獲得できるチャンスになることはもちろん、既存顧客にも便利な情報源になります。
MEOの大前提として必要なGoogleマイビジネスの設定方法をご紹介します。
Googleマイビジネスとは?

Google マイビジネスは、Google 検索や Google マップなど、Google でのビジネスや組織のオンライン プレゼンスを管理するための使いやすい無料サービスです。ビジネス情報のオーナー確認を済ませ、情報を最新に保つと、オンラインでの注目度を高め、ビジネスについてのメッセージを伝えることができます。
Googleマイビジネスヘルプ
Googleマイビジネスは登録を行うだけで、お店の情報を周知しやすくなることはもちろん、テイクアウトを始めた場合の集客にも活用できます。
飲食店は必ず登録をしておきたいメリットがたくさんあります。
Googleマイビジネスに登録するメリットは?
Googleマイビジネスの名前を聞くだけではピンとこない人も多いのですが、先程MEOでご紹介した店舗情報を表示させるのがGoogleマイビジネスです。
検索結果への掲載だけでなく、Googleマップにも掲載されます。
現在Googleマップには「テイクアウト」ができるお店が表示される機能が追加されています。

お客様は、テイクアウトやデリバリーなど飲食店の絞り込みがマップ上できるようになりました。
Googleマイビジネスに登録し設定を行っておけば、Googleマップにピン立てして表示されます。

Googleマップからお店を探すユーザーも多いため、Googleマイビジネスの設定を正しく行うことで、新規のお客様も獲得しやすくなるというメリットがあります。
Googleマイビジネスの利用方法
では、実際にGoogleマイビジネスに登録する手順をご紹介します。
Googleマイビジネスにまだ登録していない飲食店でも、スポットとして登録されている場合があります。
スポット登録はGoogleユーザーであれば誰でもできるので、すでにスポット登録されている場合は、オーナー登録を行って店舗の情報を修正しましょう。
今回は、新規でページを作る場合と、すでにあるページを修正する場合の2つに分けてご紹介します。
【新しくGoogleマイビジネスを始める場合】
ページに表示される内容に沿って、情報を入力していくだけです。
ここで入力した情報は後ほど修正が可能です。
1.Googleマイビジネスのページへアクセス

Googleマイビジネスのページへアクセスし右上の「今すぐ開始」をクリックします。
2.Googleアカウントでログイン

Googleアカウントでログインします。
お持ちでない場合は新規で作成しましょう。
※こちらで使用するアドレスはオーナーまたは管理者として情報の編集に使用するため、普段から愛用しているものにするか、新規作成した場合は必ず忘れないようにしましょう。
3.ビジネスの名前を登録する

お店の名前を入力します。
4.カテゴリを入力
文字を入力すると候補が表示されます。
お店に近いカテゴリを選択しましょう。
5.マップ表示の有無を選択
店舗やオフィスなど、ユーザーが実際に訪れることができる場所を追加しますか?の質問は「はい」を選択することで、お店がGoogleマップに表示されます。
6.住所入力
店舗の住所を入力します。
7.マップで表示する場所の選択
マーカーを移動させて、お店の正しい位置が表示されるように設定します。
8.デリバリーの有無を選択
デリバリーを行っているお店は、ビジネス拠点以外の地域でもサービスを提供していますか?という質問に対して「はい」を選択します。
9.お店の連絡先を入力
電話番号、ウェブサイトのURLを入力します。
※公式ホームページ等がない場合は、TakeEatsの注文画面を入力しておくと、客様がスムーズに注文可能です。
10.オーナーの確認方法を選択する
全ての情報入力が完了したら、オーナーの確認方法を選択します。
オーナーは、お店の情報を変更できる権限を持つ人のことです。
確認コードは電話または郵送で行われるため、任意の方法を選択しましょう。
オーナーの確認が完了しなければ、Googleに表示されることはありません。
11.確認コードを入力する
Googleマイビジネスのマイページで確認コードを入力すると登録が完了です。
マイページで、営業時間・商品・お支払い方法などの設定が可能です。
お客様が見たときにお店の情報を伝えられるよう、可能な限り入力しましょう。
12.テイクアウトの設定
Googleマップの「テイクアウト」の検索でお店を表示させるためには、マイページの「情報」を編集します。
左側のメニューから「情報」を選択し、「お支払い」という項目の横にある鉛筆マークをクリックします。
属性の項目でテイクアウトにチェックを入れておきましょう。
13.完了
設定が完了してから反映までに少し時間がかかる可能性があります。
反映されたことを確認したら、情報が正しいがチェックしましょう。
また、追加で入力可能な項目があれば随時情報を足しておきましょう。
【すでにスポット情報が登録されている場合】

お店がすでにスポットとして登録されており、Googleの検索結果に表示されている場合は、情報の修正を行います。
Googleマイビジネスのマイページにログインして、「属性」からデリバリーの設定を行いましょう。(上記の手順8参照)
オーナーではない場合は?
Googleのスポットは誰でも登録可能であるため、第三者がお店のオーナーとして登録されている可能性があります。
その場合は、オーナーになるための申請を行いましょう。
オーナー用のアドレスが把握できていないという人もこちらの方法をお試しください。
1.オーナー登録状況の確認
GoogleまたはGoogleマップでお店の情報を検索し、「このビジネスのオーナーですか」という表示があるか確認します。
表示があった場合はクリックして登録画面に進みます。
2.アクセスのリクエスト
オーナーが他の人になっている場合は、Googleにオーナー権限のリクエストを行います。
各種情報を入力し、リクエストを送信しましょう。
リクエストが許可された場合は、オーナー権限を獲得し、Googleマイビジネスの編集が可能になります。
リクエストが拒否された場合には、Googleに問い合わせを行いましょう。
Googleマイビジネスでテイクアウトの集客を
今回は飲食店に欠かせない集客方法であるMEOについてご紹介しました。
MEOを行うにはGoogleマイビジネスへの登録が必須です。
正しい情報を登録して、お客様にお店をアピールしましょう。
テイクアウトを行っていることの登録もお忘れなく!