品質のよいコーヒーをクイックに提供。各店の個性を活かしながらリピート率73%を実現(猿田彦珈琲様)
「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」をコンセプトに掲げるスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」は、自社焙煎のコーヒーを居心地のよい空間やサービスとともに提供し、国内28店舗を展開しています。
店舗ごとに異なるニーズに対応するため、全国3000店舗以上で採用されるモバイルオーダーシステム「テイクイーツ」を導入し、ピークタイムでも高品質のコーヒーの提供を実現しています。
テイクイーツで実現したかったことを、猿田彦珈琲株式会社のマーケティングディレクター田岡里紗さん、マーケティンググループアプリチーム上田伊織さんに伺いました。
目次
各店の個性にあわせて最適なオペレーションを追求
河野 猿田彦珈琲さんは、どの店舗も雰囲気が違って素敵ですね。
田岡さん ありがとうございます。コーヒースタンドとしてクイックな提供が求められる恵比寿本店、ゆったり過ごしたいお客さまが多い調布店など、立地も規模もさまざまで各店の個性が際立っているのが特徴なんです。
河野 テイクイーツを導入いただいたのは、昨年の10月でしたね。
田岡さん 丸の内店の開業に際し、忙しいオフィスワーカーの方においしいコーヒーを手軽に楽しんでいただきたくて。私たちのミッションは、お客さまの多様なニーズにこたえ、よりよい体験を提供すること。モバイルオーダーも必要なツールのひとつです。
お客様とスタッフの双方に使いやすいモバイルオーダー
上田さん モバイルオーダー自体は、以前は別のシステムを使っていたのですが、お客さまのお呼び出しをメールでしか通知できないなど不便を感じていました。テイクイーツは非常に使いやすく、従業員にも好評です。
河野 嬉しいです!どんな部分を気に入ってくださっていますか?
上田さん LINEで通知できるためお客さまが手軽に確認できるのがいいですね。それに、カフェ業態ならではのメニューやカスタムの多さにも対応してくれています。UIがシンプルで直感的に操作ができるためアルバイトスタッフも扱いやすく、導入後、大きなトラブルはありません。
リピート率73%、モバイルオーダーがもう一人のスタッフに
河野 お客さまがオーダー段階で何分程度待つかを事前に把握できるようなシステムを、一緒に開発させていただきましたね。
上田さん 利用率がもっとも高い原宿駅店では、とくに週末の14時~15時にご利用が集中するのですが、待ち時間がわかるので席でゆったりお待ちいただけて満足度も上がったようです。そのおかげか、モバイルオーダーのリピート率は約73%にのぼります。
田岡さん 原宿駅店はレジが3台ありますが、モバイルオーダーはスタッフがもう1人増えたと思うほどの働きぶり(笑)。フードのセットや差し入れなどでの複数購入が多く、客単価もレジでの注文より高い傾向があります。
河野 それは頼もしい!
さらなる利便性の向上を目指して
河野 ほかにどんな機能があると便利ですか?
田岡さん 受け取り時間の指定や、弊社のポイントシステムとの連動なども一緒に開発していきたいです。お客さまとのコミュニケーションも弊社が大事にしている部分なので、モバイルオーダーで新しいコミュニケーションが可能になると嬉しいです。
上田さん 以前注文したメニューのお気に入り登録や、注文傾向に応じたおすすめメニューの表示などもできたらいいですね。今後は本部ではなく、各店主導でよりお客さまのニーズを満たす運用をしていきたいです。
河野 さらに便利に使っていただけるよう、私たちもがんばります!
店舗情報
出典
本記事は『cafe-sweets(カフェスイーツ) vol.233』(株式会社柴田書店)掲載記事をもとに再構成しています。
テイクイーツ編集部
テイクイーツのコンテンツ編集チーム。テイクアウト(お持ち帰り)注文のネット予約・決済に関するコンテンツを執筆しています。